こんにちは、劇団ことりの
大木雅人と申します。
現在は、
劇団バクの大木班のチーフとして、
活動しております。
『手ぶくろをかいに』という作品を
上演中ですが、このご時世
なかなか公演の機会が減っているとは言え、
その中でメンバーの状況も様々です。
常に新人の募集は行なっております。
新人と一言で言っても、
本当に初心者の方から、
業界で活躍している方まで様々な方が
いらっしゃいます。もう、
すべての方にウェルカム!です。
でも、そういうからには、
新人の方がいち早く仕事に
馴染んでいただけるように、
初歩を学んでいただける
ワークショップが必要になってきます。
そこで現在、色々な方法を試しながら、
着ぐるみ人形劇における初歩的な要素を
学べるワークショップの開発を模索
しております。
先日、第3回目のワークショップを新人さんと
ベテランメンバー交えて、7名ほどで開催しました。
プログラムとしては、最初に知人であり、
ヨガインストラクターのクレイさん(伊藤久麗)
にお願いして、体幹を鍛えるトレーニングを
お願いして、
体をほぐすところからスタートします。
(前回に引き続き、リモートで行いましたが、
液晶プロジェクターを格安レンタルで借りて、
稽古場の壁に写しましたので、
臨場感は十分でした。)
これが、なかなかの大好評でして、
というかクレイさんが素晴らしい!!
こちらの意図をよーく理解して、
着ぐるみ役者が学ぶべき、体幹、
そして呼吸法を取り入れた
特別なプログラムを考えて、
さらに図解入りの解説書も
作ってくださっています。
これで参加したメンバーさんは、
継続してトレーニングを続けることが
できるようになっています。
その後、いくつかのシアターゲーム
をして、新しい方にも演劇の入り口
としての、アイコンタクトとか、
相手との間合いの取り方とか、
コミュニケーションの取り方などを
感じていただきます。
そして、ジェスチャーゲームで
楽しみながら、肉体で表現することの
楽しさを味わっていただきました。
最後に、前回はエチュード、
シチュエーションだけを設定して、
自由に二人組で、寸劇を演じて
いただいたのですが、少しハードル
高かったかなと思いまして、
今回は今上演している「手ぶくろをかいに」
の台本の一部を読んで、
お芝居の部分を自由に演じて
いただきました。ベテランメンバーには、
これまでの作品のことは忘れて、
まっさらになってくれとお願い
したのですが、
なかなか離れられなかったみたいです。
新人の方の自由な発想の方が
案外面白くて、こちらの方が
勉強になったりしましたよ。
今後も定期的に、
ワークショップを行なって
いこうと考えています。
ご先輩方には、色々とお知恵拝借で、
ご協力もいただけると助かります。
私たちなりのワークショップ
の完成を目指して、
また努力です。
コメント
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